女遊びと金稼ぎの特訓部屋

https://note.com/luna_jap

成功者は自分の仕事より他人からの仕事を優先する

仕事の効率化を考える際には、実は自分だけではなく、
チーム全体がうまく回ることを考えるのも重要です。

例えばやるべき仕事を考えたときに、
自分だけが関わる仕事というのは意外と少なくて、
周囲から振られる仕事というのがそれなりにあるはずです。

では、自分の仕事と他人から頼まれた仕事、
これはどちらからやるべきでしょうか。
私は、基本的には他人からの仕事を優先的にやるべきだと思います。

その理由は何か。
では仮に、私が今とても忙しくて、
全力で自分の仕事に取り掛かっていたとします。
そこへ出版社から電話がかかってきて、
「本を出す件ですが、企画会議が3日後にありまして、
そこで話がまとまれば8月上旬に本を出せますが、
次の企画会議は1ヶ月後になりますので、
その分遅くなってしまいます」と言われたらどうでしょうか。

3日後まで自分の仕事でいっぱいだとしても、
今企画案を出さなければ本を出すのが遅れてしまいますし、
何より、本来3日後に企画を用意しようとしている
出版社の人がやることがなくなって困るわけです。

だから、人に何かを頼まれたときは、どんなにいきなりでも、
自分の仕事で忙殺されていても、まずは全体の流れが止まるかどうかを見極めて、
止まるくらいならそちらを優先する、という思考が大切です。

もちろん、どのくらいの重要度か、どのくらいその作業に時間がかかるのか、
それらにもよりますが、仕事の流れを止めないことが大前提だからです。

例えば会議でも、1時間後の会議のプレゼン資料を上司から
「時間がないので、今すぐ手伝ってくれ」と言われて、
「今この仕事をしているので、ちょっと厳しいです」と断ったり、
適当にやっつけで作ったとしたら、1時間後のプレゼンは悲惨な結果に終わるでしょう。

そこまで重要でない仕事でも、
コピーとりは優先度が低いからといって
今の仕事優先で10分後の会議の資料をコピーしない人も、
効率的に仕事ができる人とは言えないと思います。

5分、10分で終わるような仕事は、
いくらいきなり振られた仕事であっても、少し優先度が低くとも、
全体の仕事が早く終わるためにはすぐにやってしまうべきです。

多くの人がそこを勘違いして、自分の仕事が終わるまで人の仕事を後回しにしますが、
私はやめたほうがいいと思います。
そうすることで全体の流れを止めてしまう、
そのことが結果的に非効率だと理解するべきでしょう。